人ごとじゃない!結婚式準備で親とケンカしがちな4項目

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結婚式の準備を進める中で親とケンカしてしまうのは、そう珍しい話ではありません。筆者がプランナー時代にも、ご両親とケンカしてしまって仲介に入ることも稀…ではなく、意外と多くありました。

双方の根本的な部分は同じで、「最高の結婚式にしたいから」という気持ちが強いから。結婚式への期待が大きいからこそ、自分の気持ちも伝えたくなるんですよね。

今回は元プランナーである筆者の経験から、新郎新婦ふたりがご両親とケンカしてしまう原因や、トラブルになる前に知っておいて欲しいことをまとめてみました。

結婚式の準備は様々な理由で親とケンカしがち

普段は仲良しの親子でも、いざ結婚式となると思いもよらないことでケンカをしてしまうことが多々あります。筆者は10年程プランナーをしてきた中で、たくさんの結婚式にも立会ってきましたが、結婚準備にまつわる“親子ゲンカ”にも多く立会ってきました。

ケンカのきっかけは違えども、ケンカの根本的な理由は以下の3つにまとめられるのではないかと思います。

親は子ども以上に長い間結婚式を夢見ている

ご両親は主役である新郎新婦よりも、ずっとずっと前からふたりの結婚式を夢見ています。花嫁さまのご両親なら、小さい頃から娘のウェディングドレス姿を心待ちになさっているのではないでしょうか。

期待の期間が長い分、膨らむ夢の中で描いている理想の結婚式のカタチがあります。それが、新郎新婦おふたりの思うカタチと合致していれば良いですが、そう簡単にもいきません。

年代の差や、価値観の差により「理想の結婚式」は全く違うものに。このズレがトラブルの原因ともなります。

「もっとこうした方が良いのでは?」

ご両親は悪気があって言うのではなく、期待を込めて伝えたつもりの声掛けが、新郎新婦ふたりには「口出し」と捉えられがちです。

この積み重ねが、ご両親vs子どもトラブルの元に…。

ご両親の口出しは、いわば愛情の裏返し。ご両親からの結婚式への期待が大きければ大きい程、結婚準備の中での親子トラブルは起きてしまいがちです。

親世代・子世代の価値観は違っている

結婚式の習慣は、日々刻々と変化しつつあります。昨今結婚式のスタイルは多角化傾向にあり、伝統を重んじる結婚式も残りつつ、全体的にはカジュアルダウンする傾向にあります。

この変化をご存知ないご両親世代と、変化の最先端でありたい子ども世代。このズレが結婚式準備中の親子ゲンカの原因に。

結婚式の準備の中では、習慣を重んじた方が良い場合と臨機応変に“らしさ”を出してもマナー違反にはならない場合もあります。そのちょっとした工夫がご両親とのトラブルを避けるきっかけにも。

例えば、招待状の切手。結婚式の招待状を発送するとき、一般的には慶事用の切手を使用します。しかし最近プレ花嫁さまの中で話題になっているのが、デザインや形ともに従来の慶事用切手とは全く違うデザインのグリーティング切手。

季節に合わせた様々なデザインや、アニメのキャラクターをデザインしたものもあります。「使うべき切手」「使いたい切手」どちらを使うか迷ってしまうところですが、おすすめは切手の送り分け。

・親戚や会社の上司
・友人や会社の同僚

など、習慣をずらすべきではないゲストと、カジュアルダウンしても支障のないゲストに分けて切手も使い分けてOK。

少しの工夫のようですが、この積み重ねがお互いのストレスを積み重ねない工夫にも繋がります。

「普通、こうじゃないの?」
「いや、今の時代は違っているから」

結婚式の準備の中で、よくある会話です。

どちらも間違ったことを言っているのではなく、結婚式スタイルの変化による世代間の認識の差。

思う方向性がご両親と違っていた場合には、無理にお互いの意見を合致させるのはケンカの原因にも。状況次第ではご両親の安心も確保しつつ、自分たちらしいアレンジも入れ衝突を回避しましょう!

結婚式は親の面子も掛かっている

今結婚式といえば、新郎新婦が主導して準備を進めることがほとんど。

しかし本来結婚とは「家と家との新しい繋がり」であり、一昔前までは結婚式は両親が主催し我が子のお披露目の場として設けていました。

当然、結婚式の準備を進めるのは親の役割。結婚式の打ち合わせに親が同席していることは、そう珍しい話ではなかったといいます。

イマドキといえば「親は資金援助はするけれど、口出しはしない」という場合がほとんど。

とはいえ親世代にはまだまだこの認識でない人も多く、招待される年配ゲストの方の中には、結婚式で披露される演出、提供されるお料理、渡される引出物など「親のチョイス」が掛かっているであろう前提の目で見ている人も少なくありません。

それを理解しているご両親だからこそ、口出しするなと言われても、どうしても気掛かりになってしまう結婚式の準備があります。親としての面子も掛かっていますからね。

結婚とは家と家との新しい繋がり。コレは今も昔も変わりません。だから結婚式の内容は、ご両親に心配を掛けないよう、恥をかかせないように細心の配慮が必要なんです。

筆者はプランナー時代、この配慮が足りずトラブルになるケースを本当にたくさん見てきました。ですがこのトラブルに関しては、事前に心得を知っておけば避けられたトラブルでもあります。

結婚式の準備を進める中で、ご両親とのトラブルを防ぐべく、事前に確認しておいた方が良い項目をご紹介します。

【結婚式の準備】親に必ず確認をすべき4つの項目

結婚式の準備の中で、ご両親とトラブルになってしまう項目は目立つもので4つありました。いずれもご両親が子どもたちの結婚式準備を見守る中で気にしがちな項目です。

いくらご両親から「結婚式の準備は好きに進めていいよ!」と言われていたとしても、この4項目については必ず確認をしておいてください。
「好きに進めていい」の言葉の中には、「言わなくてもわかってるでしょ」の意味が含まれています。

【普通】の線引きが異なるご両親世代と新郎新婦世代。ズレているものは、ズレているのです。

これから結婚準備を進めるならこの4つの項目は、ご両親に聞かれる前に自分たちから相談を持ち掛けてみてください。その前向きさは、きっとご両親の安心感にも繋がりますから……。

風習は変化しつつある…『招待状の差出人欄』

招待状の差出人欄の名義は、この結婚式の主催者を指します。今多いのは、新郎新婦名義で出すパターン。

ですが、今もなお年配ゲストの中には「普通、結婚式の招待状といえば親の名前で出すものでは?」と思われていることも多々あります。

もちろん、ご両親だって事前に確認をしておかなければ「親の名義で出すものとばかり思っていたのに、勝手に自分たちの名前で招待状を出して!」とお怒りを買ってしまうパターンが…。

招待状の投函は、結婚式の2ヶ月前の大安が目安と決まっています。印刷をして、いざ投函!という段階になって、ご両親からNGが出てしまった場合には、大至急印刷し直しとなるのですが…。
(あったんです、実際にこのパターンのトラブルが。)

招待状の作り直しとなると、構成を作成し直して、ご両親と新郎新婦おふたりが確認をして、印刷をしてといった工程は少なくとも10日程度は要します。

当然投函予定日に投函出来ず、新婦さまの落胆といったら…。それに再印刷となれば、費用もまた更に必要になりますし。

差出人欄によって、招待状の文面も異なります。差出人の変更は、封筒だけではなく招待状本状の印刷し直しも必要になるため、招待状の差出人欄はご両親チェックが必須です!

誰もが楽しみにしているものだから…『料理』

結婚式場を決めるときの基準に、料理を挙げられる新郎新婦さまが多くいます。ゲストのおもてなしを大切にしたいと考えれば、やはりお料理は押さえておきたいポイントですからね。

そのおもてなしの気持ちは、ご両親も同じなんです。「大切な我が子のために集まってくださったゲストの皆様を、丁寧におもてなししたい。なら、やっぱりお料理は重要よね。」と。

これまでたくさんの結婚式に出席されたご両親は、料理の良し悪しも体感済み。だからこそ余計にお料理を気にされるご両親がたくさんおられました。

ご両親とお料理の相談をするのなら、おすすめはご両親同席のもとで式場の試食会に参加してみてください。多くの式場では成約者対象の試食会を開催しています。結婚式当日と同じコース料理を食べて本番のお料理を決められます。

試食会のスタイルは式場によって様々ですが、私が勤務していた式場は実際に結婚式で提供するお料理を半額で召し上がっていただいていました。コース内容は一人一人違っていても大丈夫で、色んなコースを食べながら当日のお料理を決めるというスタイル。

なかなか口頭では難しいご両親とのお料理の相談。得策は、試食会への参加です。スムーズに、かつ皆んなが納得の結果を出すことが出来ますから!

地域や親族間での習慣の差は大きい『引出物』

引出物の意味は「両家から、来てくださっているゲストのために」という意味があります。

そのため熨斗には両家の名字を。ちなみに引き菓子は新郎新婦おふたりからという意味がありますので、熨斗は下の名前を書きます。

つまり引出物のチョイスミスは、ご両親の顔に泥を塗る可能性も!だから慎重に、かつご両親への相談が必須です。

プランナー時代「引出物の相場っていくらくらいなんですか?」とよく聞かれていました。でも引出物の相場をお伝えするのは、なかなか難しいんです。なぜなら、引出物は地域や親族間での習慣で大きな差があるから。

一般的に多いパターンは「御祝儀の半返し」です。ご祝儀でいただくであろう金額から、半額相当を引出物や引き菓子、あと当日提供するお料理などでお返しします。

ですがご祝儀金額も地域差が大きいため「相場は○○円くらいで、品数は○個ですよ」は結婚式を挙げる場所や、新郎新婦おふたりの出身地、またご両親の出身地によってもかなり違っています。

私は関西でプランナーをしていたので、多くの場合はご祝儀に対する半返しでした。しかし、担当させていただいたお客様の中にはこんなパターンも。

・ご祝儀相当をそのまま引出物や引き菓子などで返す。引出物は1万円程度。引き菓子に加え、食器や鰹節なども。紙袋に出来るだけパンパンになるように入れる。(帰りの荷物は「出来るだけ重たく!」が良いとされていました)

・ご祝儀は1人1万円程度が相場。引出物は無く、1,000円程度の引き菓子だけでOK。(何だったら無くてもOKくらい!)

。ご祝儀の倍返し。カタログギフトに、食器。引き菓子に鰹節に紅茶セット、タオルなど。(地方によって引出物に適している商品も異なっています)

など本当に様々です。

地域や親族間での習慣がある引出物は、新郎側・新婦側と意見が異なることも珍しくありません。その場合は、両家で無理に引出物の内容を合わせなくてもOK。

引出物を入れる紙袋は同じものなので、ゲストに違和感は伝わりません。

・誰に
・何を
・いくら相当のもの

この3つは、引出物をご両親に確認する上で、必須の確認事項!

両家別々、またゲストの中でも親族、会社の上司、友達など上手く送り分けをしてご両親に恥をかかさないような引出物を選びましょう。

上座・下座はには注意『席次』

披露宴で座るテーブルの中にも、上座と下座があるのはご存知ですか?誰がどのテーブルに座って、テーブル内でもどの位置に座るのかは、細かな配慮が必要になるんです。

基本的には、高砂に近い程上座となります。

一番下座となるのはご両親の席。新郎新婦おふたりと血縁が濃い程「招待する側」となるため主役から遠い席になります。

ご両親に席次を確認するのは、特に親族テーブルです。

親族間でも、縦の社会が作られていることがあり「長男は絶対!」という場合や、「イヤむしろ皆んながゆっくり話せる席次にした方が良いのでは?」とあまり上座下座をきにされないご両親も。

席次は披露宴中、心地よく過ごしていただくためにも大切にしておきたいところ。結婚式当日、初めてご両親が席次を見て「この席じゃダメ!」とハプニングにならないように(実際にあったトラブルです)、事前に確認をしてご両親の意見を汲んだ席次にしておきましょう!

まとめ

結婚式の準備の中で、ご両親とトラブルになってしまいがちな4つの項目についてご紹介しました。

せっかくの結婚式の準備を楽しく進めたいのは、ご両親も新郎新婦おふたりも同じ気持ちなはず。
だから事前にトラブルになってしまいそうなポイントを押さえておけば、お互い嫌な思いをすることもなく準備を進めることが出来ます。

結婚式は、子どもが親に出来る独身最後にして最高の親孝行なのではないかと思います。

ご両親に心配を掛けずに、安心して結婚式の準備を見守ってもらえるよう、適時にご両親の意見も取り入れながら最高の結婚式を作り上げてください。

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